お客様電話相談室は、本当にお客様のためになっているのだろうか?
電話サポートの仕事は、クレーム対応など精神的な負担がかかり、その担当者は精神的な疲弊のため、3年も続かないという現状。
電話サポートをやめれば、他の部門に注力することができ、会社の利益の貢献と従業員の幸せにつながるのではないか?
しかし、会社経営者数人に電話サポートをやめることについて相談をしたところ、全員から「お客様サービスの低下につながる」と猛反対をうけたのです。
とはいえ、疲弊していく電話サポート部門を見て、救済の策を講じないわけにはいきません。
著者が会社を興してから、「電話サポート部門をなくしても、お客様サービスの基準を保ちつづけるしくみ」をつくるまでの過程をドキュメンタリータッチでまとめました。
一読いただければ、会社としてのサービスのヒントを得ることができるでしょう。
「この著者は本物だ」 (ハンドルネーム・オレンジラビット様)
いくら読んでも効果がないノウハウ本が多い中で、この著者だけは本物だと感じた。最初から最後まで主張が一貫しているし嘘や誇張がない。著者が悩んだ末、 どう解決していったかが克明に描かれていて、とても読みごたえがあった。経営者やビジネスマンが欲しい情報がいっぱいつまっている。
「目からうろこです」 (ハンドルネーム・リバーリバー様)
目からうろこです。
私もかつて、顧客対応のために電話に出ていた経験があります。なので、電話オペレーターの健康のため電話での顧客対応を一切止めてしまうという発想に、最初は疑問を持ちました。
でも、読み終わったいま、完全に説得されてしまっています。「お客、従業員、会社の3者にメリットがなければ、本物の経営ではない」とはよく聞く言葉ですが、実践しているところは大変少ないように思います。
ところが、著者は真っ正面からこの課題に真剣に取り組んで、解決してしまったのです。さらに売上増というおまけがついて来たのには驚きました。
物語風で読みやすく、楽しめたので得した気分です。